いきなり同意書返送下さい
2010/10/30
昨夜、自宅に戻ってみると比較的おしゃれなグレーの封筒が届いておりました。
差出人は投資物件を探しているとき、たまに目にすることのあるマンションの管理会社の名前です。
しかし、私が所有する部屋はそことは異なる会社に管理をお願いしています。
いぶかしげに中身を確認してみると、差出会社の社長挨拶とともに「このたび管理業務も開始した」旨が記載されております。
そしてもう1枚、「同意書」が同封されています。
同意書には、私が所有するマンション名と部屋番号、さらには管理を委託している管理会社名が正確に書かれ、「今の管理会社との契約および物件の鍵を差出人会社が引き継ぎぐことに同意する。」旨、記載された物です。
「うわっ、もう来たか?!」というのが正直な感想でした。
実は現在の管理会社も、前の会社が倒産したので業務と契約を承継したという経緯があります。しかも確かではないのですが、元の会社は計画倒産だったのではないかとも言われていたので、何となく「危ないな」と思っていたのです。
さて、どうしたものかと思案するも思案ばかりでは何も物事は進みません。
翌日、直ぐに管理会社の担当者へ連絡を入れました。
「こんなもんが到着したが、どういうことか!?」と聞いてみると、「他のお客様からも問合せがあります。その会社がうちの物件のオーナーを引き抜く?ためにイキナリ書類を送りつけた後に連絡を入れているみたいです。」とのこと。
どうも同意書を取り付けて、強引にお客さんを分捕るというスタイルのようです。
ただ、「会社そのものは大丈夫なのか?」という問いに対して、「今は大丈夫です。家賃もキチンとお支払いします。ただ、ちょっと・・・」と何とも心もとない対応。
どうも会社の業績も順風満帆という訳ではないようで、「その会社と弊社は全く繋がりがない訳でもないですし、移られた方が良いかもしれません。」と信じられない言葉が飛び出してきました。
さらに、「私もそっちの会社に移るかもしれませんので・・・」との発言まで!
「じゃあなに?その会社に移るかどうかは別にして他の管理会社に移ることを考えていた方がいいということ?」と聞くと「あくまでわたくし個人のお話ですが、その方が良いかもしれません。」とのこと。。。
う~ん、こりゃもうダメですな~
現在の家賃保証契約の内容は、前オーナーの新築時代は別にして、今となっては悪くない条件でもあります。
しかし、また移った会社が危うくなったりすれば管理会社を変える必要が出てくるので、そうなると何よりもお部屋の入居者の方に迷惑がかかってしまいます。
ここはちょっと全く別の会社に相談してみて、上手い具合に現在の会社が倒産する前に原契約の解除と入居者さんとの契約承継をなんとか出来ないかと動いてみるつもりです。