多摩大家の会、物件ミニツアー&懇親会
こんにちは。
本ブログを見ていただくとご理解いただけますが、ワタクシ、全くタイムリーに記事を書くことができておりません。
いろいろと大家さんの会合には顔も出してますので書く機会は沢山あるのですが、どうもダメですね。
そうは言っても、変わらないままの自分で良いはずはありません。
何ごとも、常に改革、改善、イノベーションが大事です。
今回は、昨日、参加させて頂いた多摩大家の会の物件ミニツアー&懇親会のご報告です。
◆多摩大家の会
多摩大家の会は、東京多摩地区に区分所有も含め1部屋以上の賃貸物件を所有し、前向きに大家業に取り組んでいる大家さん同士の交流を目的に、地域に密着した賃貸経営全般の情報交換の場として2008年6月から活動されています。(詳細はこちらです。)
こちらの会、多摩エリア在住の自分としては非常に興味があったのですが、区分運営時代は多摩エリアに物件を保有していなかったので入会できませんでした。
ですが、今回購入した築古木造アパートのマカロニほうれん荘は、バリバリの多摩エリアなので速攻で入会を申込みした次第です。
今回は多摩大家の会の会員でもある投資家☆yokoさんが「ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金・銀・銅の法則50」を執筆されたことや、facebookにて多摩大家の会のグループなどが作成されたことなどから、久しぶりに懇親会を開催する運びとなり、サラリーマン大家ドビーさんの図らいで懇親会前に吉祥寺の物件ミニツアーも開催されることになりました。
◆ドビーさん、さすが地元です
懇親会前に吉祥寺南口に有志が集合して、いざ物件ミニツアーへ!
最初に拝見したのは、井の頭公園に接している閑静な住宅エリアの売り土地。
なんと、坪380万円!もするそうです。
ひぇ〜!!
「いつかは吉祥寺に物件を!」と夢見てましたが、土地がこんな値段だったら、賃貸物件なんかは回らないですね。住宅街ですから、当然ながら、高さ制限もあるでしょうからボリュームも出ませんし。
現実味があるのは、それなりの家賃を頂けそうな戸建賃貸ぐらいでしょうか。
しかし、見学した土地の周りにある住宅、そんじょそこらの住宅とはひと味もふた味も違います。普通の戸建のような形なのにRCの建物だったり、門扉に竹林が配されていたり。。。
そんな住宅街を象徴する建物がこちらの2つでしょうか。
はい、こちらはちょっと前に随分話題になった某漫画家さんが建てた住宅です。
確か訴訟にまでなったのではなかったでしょうか!?
もうお分かりですね。
ホワイトとレッドのコントラストが話題となった「まことちゃんハウス」です。
画像のとおり、建物の前には大きな植栽があって、周囲にも溶け込んでいる感じでしたし、植栽が無かったとしても、騒ぎ出てるほど変な配色じゃなかったです。
騒ぎ出てる人の方がおかしな感性のような気がしますね、個人的には。。。
周囲がうるさいので、大きな植栽を植えたのだと思いますが、ある意味、上品な邸宅といった赴きになっていました。
そしてこちらはご夫婦で有名な方々の自宅&作業場ということでした。
我らがサラリーマンの理想像、島耕作シリーズの弘兼憲史&柴門ふみ(こちらは東京ラブストーリーでしょうか)さんのお宅です。
ドビーさん曰く、元は三井住友銀行の社員寮だったものを買い取って、自宅兼作業場にされたとのことです。
画像じゃ分かりにくいかもしれませんが、これがまた豪華でお洒落な感じの外観なんですよね〜
こちらもちょっとした竹林(ササ?)が外構に配されていて、洋風と和風が融合しているような感じでした。
◆高級住宅鑑賞から賃貸物件偵察へ
井の頭公園付近の豪華な住宅街から、今度は中央線を抜けて北口へ。
立地は良いのに、道路から丸見えの窓やベランダサッシとなってしまっていて空室が埋まらないというアパート。。。
「ちょっとだけ1階部分に周囲からの視線を遮るような目隠しフェンスを設置すれば、全く客付けには困らないだろうになぁ。もったいない。。。」とは多くの方の意見でした。
(こちらはちょっと写真撮りませんでした。)
次は、地元企業のお偉いさんが「女性専用」ということで建築されたアパートです。
エントランスからしてお洒落です。
敷地内には当然入れなかったのですが、建物を二つに分けて、真ん中に共用部を設けてあるといった部屋の配置になっています。
ホワイトの壁にヨーロッパ調の窓枠や外灯などなど、明暗のコントラストにてクラシックモダンといった印象を受けます。
ただ、ドビーさん曰く、こちらも女性専用としてしまったために、道路側に窓が配されている1階の部屋などは、埋まるまでに時間がかかったそうです。
参加者の方からは、「こっちの道路側の建物は男性専用とかにすれば面白かったのに。」ですとか、「1階だけは男女どちらもOKにすれば良かったんじゃないか。」とか、いろいろな意見が出ました。
同じ物件を見て、自分とは異なる感想を聞くだけでも勉強になりますね。
本当にこういう機会って重要だと実感しました。
最後の画像はお洒落なアパートに群がる集団です。
道々、周囲の方が「何だこの団体は!?」という感じで見られていたのを、ワタクシ見逃しませんでしたが、この物件の住民の方に見つからなくて良かったです。
その後、ドビーさん所有のRC物件を見学させて頂きました。
このドビーさんの物件も本当に羨ましくなる立地でした。
◆多摩大家の会、懇親会
物件ミニツアーの後は、吉祥寺北口の某居酒屋にて約20人が集まっての懇親会です。
多摩大家の会に登録されている方が概ね30人ぐらいとのことですから、3分の2の会員の方が集まれたということですね。
ワタクシのような入会したての人間も何人かいらっしゃいましたが、冒頭、会長のささぼうさんから「今後は3ヶ月程度のスパンで懇親会なりで交流を深めていきたい。」とのお話と乾杯の後、参加者全員が簡単な挨拶をして、懇親を深めました。
その後、ドビーさんの図らいで、海外不動産投資をされている方の体験談、太陽光発電&売電をされている方の体験談、廃墟と化していた駅前ラブホテルをコンバージョンした方の体験談など、まさに大家の会合でしか得ることのできない貴重な体験談を共有して頂きました。
「ラブホテルってよくよく考えてみると、バストイレ別のワンルームなんですよね。バスのタイルがちょっと派手だったりしますが。。。でも、後はキッチンを設置するだけですから、コンバージョンと言っても大それたモノじゃないんですよ。」
へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜、と「へぇ〜ボタン」連打です!
こういう感覚、皆さん普通なんでしょうか!?
確かにバストイレ別のワンルームが効率的に配置されているビル、それがすなわちラブホテルですね。
しかも、その方がおっしゃってましたが、ラブホテルって駅近な立地に存在してます。
何でも、融資の相談に行った金融機関さんからは、「これはいいですよ!」と絶賛されたプロジェクトだったそうです。
個人的には、yokoさんや他のRC物件ホルダーの方に、RCを運営する際に注意すべき点であったり、別にそれほど気にする必要がない点だったり、といったことも伺うことができました。
こうした交流を通じて、自分の知見がドンドン蓄積され、賃貸経営に対するモチベーションも高まって、さらにチャレンジしていこうとする勇気を貰えます。
yokoさんの著作にも記載されておりますが、幸運の女神に後髪はなく、前髪しかありません。
しっかりと準備をしつつ、いつ女神が目の前を通っても、前髪を捕まえることができるような人間でいられるようにしたいと思います。
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