祠がある土地の取組み事例

      2012/04/30

天気は良いんですが、空気がまだまだ冷たいですね。
例年ですと、もうサクラが咲いていておかしくない時期のはずですが、まだもう少し時間がかかるそうです。

先日の祝日に武蔵野エリアに買い物に行き、付近の住宅地エリアもブラブラしてました。
不動産投資をするようになって、住宅エリアに建っているアパートやマンションなんかを見ること自体が楽しみになってきたという大きな変化がおきるんですよね。

その時のことなんですが、土地にある祠をうまく活かして小さな共同住宅を建てている物件を見つけました。

こんな感じです。

祠と土地のわりには大きめの木、ある意味、御神木なんでしょうか。

ワタクシの自宅付近も同様ですが、武蔵野・多摩エリアはまだまだ都会になりきれず、たま~に祠が残っている場所があったりするんです。

実際、自宅付近では、大型スーパー2軒とも駐車場あたりに祠が残っていたりしますが、どうしても「触らぬ神にたたりなし」的な扱いになってしまっています。

まあ、土地をキッチリと活用したいと思えば祠を潰すのがよいはずですが、なかなかできないですよね。ましてや、スーパーなんかは商売モノですから、熊手とかを購入するいぜんの問題として、祠を潰すという解はないんでしょうね。

今回、見つけた物件は、祠や祠を守るように生えている木をうまく活かして2戸1件の小さなアパートを建築されていると思います。建築する時は、結構、面倒だったと思いますが、こういうたたずまいになると祠と御神木が建物を守っているようにしか見えないですよね。

泥棒さんなども、何となく、神様に守られているような住宅に忍び込もうとは思わなくなるんじゃないか、と思うのはワタクシだけでしょうか?

祠が残っている土地の値段というのは、想定するに、真っ更な土地に比べて低い値付けになっていると思われます。
こういう事例を見ると、土地全体と祠の位置関係次第では、神様に守ってもらえる素晴らしいアパートを企画できるかもしれませんね。

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