ブレない物件選定をする

1.不動産投資の「あたりまえ」を忘れない!

「不動産」は読んで字のごとく、「動かすことができない資産」です。
その場所から動かすことのできない資産だからこそ、多くの先人達が「基本的には立地が全て。」と投資初心者に忠告してくれています。物件の価格や利回りは非常に大事だけれども、「一度購入したら動かせない」ことを肝に命じて、部屋を借りてくれる人が多数存在する(賃貸需要がある)立地での物件選定をすることが重要です。
「今の自己資金でこれの物件(価格)なら買える物件」を選ぶようなことだけはすべきではなく、「きちんと借りてくれる人がいるエリア(立地)の物件」を選ぶことが必須です。

2.選定したエリアの理由を明確にしておく!

「きちんと借りてくれる人がいるエリア」といっても考え方はいろいろです。
東京23区、県庁所在地、自分の土地勘があるエリアなど、切り口によってはどこでも「借りてくれる人がいるエリア」といえるかもしれませんし、実際、田舎であっても特定のエリアでは人が常に流入していて賃貸需要が旺盛というエリアが存在します。

また、物件を見ていくと駅からの距離や利回りなど、当初に選定したエリア外で魅力的な物件に出会うことが多く、その都度、悩んでしまうものです。
不動産物件は十人十色です。どの物件も一つとして同じものはありません。

そうしたとき、自分の「軸」がシッカリしていないと、悩んでいるうちに他の方に先を越されて買われてしまったり、購入した後後悔することになってしまうと思います。
購入する物件の間取りや入居者ターゲットなどを考慮する必要はありますが、まずは、「なぜこのエリアの物件を購入しようと考えるのか」という理由を自ら明確にすることが大事です。

3.私が選定したエリアとその理由

実際に私が選定したエリア(立地)は、「東京都内のターミナル駅に接続する人気路線沿線」という分かりやすい「軸」を決めました。「軸」としての路線の優先順位を、1位:東急東横線、2位:東急田園都市線、3位:中央線、4位:小田急線、5位:京王線としました。

「軸」となる沿線から「枝」となるエリアの詳細希望条件としては、23区内、駅から徒歩10分以内、駅前に商店街がある、「急行」が停車、などを選定した上で、より複数の希望条件が満たされる物件を探しています。

ただ、「枝」となる詳細希望条件に縛られすぎても検討対象が狭まり過ぎてしまうので、例えば物件を探すときの条件では「駅から徒歩15分以内」などとして、対象となる物件がある程度検索結果として出てくるようにしています。

公開日:
最終更新日:2019/03/31


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